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【New】デンマークの芸術とデザインにおける日本の影響
19世紀末、デンマークの芸術家・建築家・デザイナーたちは西洋世界でいち早く日本美術に触れ、刺激を受け、その要素を取り入れ、デンマーク独自の表現形式に至った。20世紀中期、デンマークは独自のモダニズムを確立し「デザイン大国」と呼ばれるようになったが、その経緯において、ジャポニズムから受けた多大な影響は、欠かすことのできない重要な要素だと言われている。
デンマークのデザイン・芸術分野第一線の研究者ミリヤム・ゲルファー・ヤンセンは2013年刊の本書において、1870〜2010年のほぼ1世紀半にわたるデンマーク芸術・デザインにおけるジャポニズムの浸透と発展を分析し、デンマーク・デザインの真髄にある言葉で定義できない「何か」について語っている。
本書では、以下の著名アーティストやデザイナーについて言及されている。
・建築/Thorvald Bindesbøll 1846-1908, Arnold Krog 1856-1931, P.V. Jensen-Klint 1853-1930, Knud Holscher 1930-, Jørgen Bo 1919-1999, Vilhelm Wohlert 1920-2007, Gunnar Biilmann Petersen 1897-1968, Jørn Utzon 1918-2008, Palle Suenson 1904-1987, Erik Chr. Sørensen 1922-2011, Halldor Gunnlögsson 1918-1985, Knud Friis 1926-2010, Tyge Arnfred 1919-2021, Kaare Klint 1888-1954, Carl Petersen 1874-1923,
・プロダクトデザイン/Cecilie Manz 1972-, Ole Palsby 1935-2010, Magnus Stephensen 1903-1984,
・彫刻/Vilhelm Bissen 1836-1913,
・テキスタイルデザイン/Vibeke Klint 1927-2019, Annette Juel 1934-, Kim Naver 1940-, Jette Gemzøe 1942-
・家具デザイン/Mogens Koch 1898-1992, Hans Sandgren Jakobsen 1963-, Boris Berlin 1953-, Børge Mogensen 1914-1972, Hans J. Wegner 1914-2007, Poul Kjærholm 1929-1980, Kaare Klint 1888-1954
・照明デザイン/Poul Christiansen1947-
・セラミックデザイン・陶芸/Erik Magnussen 1940-2014, Ursula Munch- Petersen 1937-, Gertrud Vasegaard 1913-2007, Carl Petersen 1874-1923
・現代クリスタルアート/Tora Urup
・現代ジュエリーデザイン/Per Suntum
・絵画/Johan Rohde 1856-1935, J.F. Willumsen 1863-1958, Johannes Larsen 1867-1961
言語|英語
著| Mirjam Gelfer-Jrgensen
サイズ|278×255×40mm
ページ|422
製本|ハードカバー
発行|2013
出版| Danish Architectural Press
ISBN|978-8774074151
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