【New】デンマークの照明器具 1920年から現在まで
本書は「Danske lamper 1920 til」の 2版の英語版。初版より一回り小さなサイズとなっています。また初版のクロス張り装丁に代わり、紙の装丁となります。
北欧デンマークのランプデザインに焦点を当てたユニークな書籍。
本書は、北欧デンマークの照明器具デザインに焦点を当てたユニークな書籍である。
照明器具の歴史をたどると、19世紀終盤に発明された白熱電球は、20世紀に入り実用化されたが、一般に普及するのはさらに先の話で、依然キャンドルやオイルランプが主流であった。
建築家であったポール・ヘニングセン(Poul Henningsen1894-1967)は、快適な住宅設計における照明の重要性を痛感し、光環境さらに照明器具そのものの新しい理論構築と開発へ向かったのである。
かつて伝統的なシャンデリアなど照明器具は室内装飾のひとつと捉えられていたが、20世紀に入ると快適な居住環境を創出する重要なエレメントとして認識されるようになった。
一方、デンマークの多くの照明器具は、ドイツ機能主義のように美学的アプローチでデザインされるのではなく、あくまでも日用の快適(今はやり言葉でいうなら「ヒュッゲHygge」)を前提としてデザインは追求されたのである。
本書は、ポール・ヘニングセンのPHランプを始め、アルネ・ヤコブセン(Arne Emil Jacobsen1902〜1971)、コーア・クリント(Kaare Klint1888〜1954)などの代表作品から、オラファー・エリアソン(Ólafur Elíasson1967〜)、ノーム・アーキテクツ(Norm Architects2008設立)など現代作家まで、デンマークの照明器具100 点それぞれのデザインの背景について、写真を多用して伝えている。
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言語|英語
著|Malene Lytken
サイズ|282×190×27mm
ページ|272
製本|ハードカバー
発行|2024〈2nd edition〉
出版|Strandberg Publishing
ISBN|9788792596635
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