Details
【Used】イエンセン・クリント作品集
デンマークの首都コペンハーゲンに建つグルンドヴィ教会。設計は「デンマークモダンデザインの父」と称されるピーダー・ヴィルヘルム・イェンセン・クリント(Peder Vilhelm Jensen-Klint 1853-1930)である。建築は1913年に開始し、氏亡き後、息子のコーア・クリント(Kaare Klint 1888-1954)が引き継ぎ1940年に完成を迎えた。
石材とは無縁のデンマークにあって、ユトランド半島の土で焼いた煉瓦およそ600万個が使用され、ステンドグラスなどを一切使用せず、色彩を排除し、ベージュの濃淡だけで構成された壮麗な建築美を纏っている。
子息コーア・クリントは、教会の家具もデザインしたが、その中のひとつにシェーカーチェアをリデザインした「チャーチ・チェア」がある。
また、氏は、建築以外にも様々なものを創作したが、そのひとつに日本の折り紙をモチーフにしたランプシェードがあり、1943年、コーア・クリントの兄ターエ・クリント(Tage Klint 1884-1953)によって照明器具ブランド LE・KLINT が設立された。
本書は、イエンセン・クリントの建築世界を455ページにわたり余すところなく披瀝した体系的な一冊。美しい図版と竣工なった建築物の写真により構成されている。
言語|デンマーク語
作|Thomas Bo Jensen
作品|Peder Vilhelm Jensen-Klint
サイズ|273×310×50mm
ページ|460
製本|ハードカバー
発行|2007
出版| Kunstakademiets Arkitektskoles Forlag
ISBN|978-0-415-55318-6
※本品は、北欧の一般家庭で親しまれてきた輸入中古本です。個々の状態にもよりますが、経年劣化によるカバーの擦れや角のダメージ、中面に書き込みなどある場合がございます。詳しくは下記をご参考ください。
【商品の状態】
紙カバー★★★☆☆☆☆
:汚れやすい紙質のため、色ヤケや汚れ、擦れなど経年劣化がございます。
カバー ★★★★★☆☆
:少々の擦れなどの経年劣化がありますが、概ね良好な状態です。
本文 ★★★★★☆☆
:全体に少々の色ヤケなど経年劣化があります。その他は目立ったダメージはありません。