【new】オルノ社 照明デザインについて
オルノ社は、フィンランドで最も古い照明器具メーカーとして、1921年ヘルシンキで設立され、2001年にその幕を閉じました。1960年代、照明デザイナー石井幹子さんが在籍していた時期もありましたが、その頃は、ヘルシンキのデパートSTOCKMANNの資本傘下に入り、同社が最も輝いていた時期だったと思います。
クールモダンとはちょっと違う、柔らかな曲線と温かみのある表情を備えたデザイン。今から見るとレトロな雰囲気をたたえたオルノ社の照明器具は、今や北欧ビンテージコレクター垂涎の的です。
本書『ORNO』 は、同社の照明器具デザインの歴史、特に戦後の社会情勢や技術の進展、新しい素材の活用にともなうデザインの変化について考察しています。また、当時石井さんの上司であったリーサ・ヨハンソン・パッペ(Lisa Johansson Pape 1907–1989)やグニラ・ヤング(Gunilla Jung1905-1939)、ユキ・ヌミ(Yki Nummi1925-1984)、スベア・ウィンクレア(Svea Winkler1924-2003)など著名なデサイナーとその作品を紹介しています。1963年から参加していた日本のデザイナー鈴木庄吾(1932-1991)についても触れています。
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言語|フィンランド語
作|Leena Karttunen, Hannele Nyman, Juri Mykkänen
サイズ|272×205×15mm
ページ|260
製本|ハードカバー
発行|2019
出版|Siltala
ISBN|9789522345820
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