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【New】フィンランドデザインの本
Milanon ihme|The wonder of Milan
: suomalaisen muotoilun tie maailman huipulle, Milanon triennaalit 1933-1973
戦後の疲弊したフィンランドの社会や経済を立て直したのは、デザイン産業でありデザイナーたちの才能によってであると言っても過言ではない。
その事実は、1950年代、60年代、3年毎に開催されたミラノトリエンナーレでの受賞作品が明らかにしてくれる。たとえば、1951年第9回Rut Bryk(1916-1999)が、1954年第10回にはDora Jung(1906-1980)が、そして1957年第11回ではKaj Frank(1911-1989)がグランプリを受賞し、賞全体の1/4ををフィンランドデザインが独占したという。
1960年第12回グランプリはBirger Kaipiainen(1915-1988)、各開催回には、Tapio Wirkkala(1915-1985)、Timo Sarpaneva(1926-2006)、Toini Muona(1904-1987)らが常連として受賞者に名を連ねていた。
1950年代〜60年代、新たなデザイン潮流は、フィンランド勢が中心となった世界を席巻していった。フィンランドではこれを「ミラノの奇跡 Milanon Ihme」と呼んでいる。
本書は、2021年Suomen Lasimuseo(フィンランドガラスミュージアム)竣工60周年を記念して出版された。世界にその名をとどろかせたフィンランドデザインの全てを「ミラノの奇跡」という軸に沿って読み解いた一冊。フィンランド語、英語併記となっており、巻末には1933年第5回ミラノトリエンナーレから始まり、各回の受賞者とその作品が整理されている。
言語|フィンランド語・英語
作品|Uta Laurén
サイズ|262×217×24mm
製本|ハードカバー
ページ|207
発行|2021
出版|Suomen Lasimuseo
ISBN|978-952-7357-05-7
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