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【Used】スイッチ オン ! PHランプの歴史
Tænd! PH lampes historie
本書は、ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen1894-1967)によるランプ開発の物語である。1926年、3シェードPHランプ開発を皮切りに、2つ世界大戦を間にした最も実りの多い時代に焦点を当てている。また、電灯をデザインが制御するPHランプの誕生は、ヘニングセンにとっての第一歩であったとともに、デンマークデザイン、現代照明デザインの第一歩でもあったのである。
始まりは、1925年にパリ万国博覧会に出品した「パリ・ランプ」金賞の獲得。このパリ・ランプを共同開発した照明ブランド“ルイス・ポールセン”とは翌年1926年に正式契約し、ヘニングセンが亡くなる1967年までそのコラボレーションは続いた。
ヘニングセンの執筆活動は、政治、演劇、音楽など、その守備範囲は広範であるが、PHランプとその照明デザイン理論に関する文章は散発的な形でしか残されていない。ランプの図面等はデンマーク王立芸術アカデミー建築学校(Kunstakademiets Arkiektskole)の照明研究所にて永年研究されてきたものである。
また本書は、当時のPHランプの写真を品番ごと多数掲載しており、今日においてはヴィンテージ品のレファレンスとしても重宝である。
言語|デンマーク語
著|Tina Jørstian, Poul Munk Nielsen
作品|Poul Henningsen
サイズ|240×280×25mm
ページ|304
製本|ハードカバー
発行|1994
出版| Gydendal, Louis Poulsen & Co. A/S
ISBN|87-00-18844-1
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【商品の状態】
カバー ★★★☆☆☆☆
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本文 ★★★★☆☆☆
:全体に少々の色ヤケなど経年劣化がございます。